16日は牛小屋のお手伝いとお友達との宴会で一日が終わりました
翌日も師匠は朝から牛の牧草刈りで忙しく。僕が手伝えるところが無いのでお家で一人練習です

ひとりぼっちかと思いきや僕の後ろでフジエさん(周さんのお母さん)が聞いてくれています。(^^ ときどき一緒に唄ってくれたり 「三線は上等だけど節回しがちょ~っとちがうさぁ」と指導を受けながら楽しい練習です
この日は夕方からもう一人優秀賞を受ける方と一緒に牛小屋で練習し夜にお家で続きの練習と夜中まで猛特訓でした・・・
翌18日。波照間を離れ石垣に向かいます。石垣で今年、最高賞を受ける方二人と合流し後冨底軍団4名が集合。みなさん自分もコンクールを受けるのに僕の練習を見てくれます。赤馬節の最初の部分『いらーさー』の【さー】がうまく回せずというか折れなくて本当にご迷惑をかけました。約4時間かけてやっとまともに唄えるようになり皆で居酒屋へ行きましたが僕は赤馬が気になって先に宿へ戻り練習。22時頃に皆こっそりと帰ってきてドアの外で聞いていてくれたようでずいぶん良くなったとお誉めの言葉
ありがとうございます。とここで次の大浦越地節でまたもや『うーはーぁらぁー くぃつー』の一番大事な【くぃつー】が唄えず今度は夜中の2時まで猛特訓・・・またまた、みなさん自分もコンクールを受けるのに僕の練習を見てくれます。本当にごめんなさい
なんとか覚え明日の(というかもう当日ですが)為に就寝
やってきました【八重山古典音楽コンクール】今年の優秀賞は約80名、最高賞は40名が受けます

奥の待合で待って一人ずつ試験場に呼ばれます

結果は残念ながら何度も間違えて途中で打ち切りをされてしまいました。情けない気持ちでいっぱいで泣きそうになりましたが荷物のあるところに戻ってきて着替えを済ませると僕の前で練習していた女性が突然『カラクリ折れた~。先生、どうしよ~』とパニックに・・・師匠が「林くんカラクリ」と言い僕はすぐに男弦のカラクリをあげて彼女は落ち着きを取り戻してコンクールに行きました

この後で師匠と二人でカラクリと馬など小物を買うために車で買い出しに行くと自分が情けなかったことやあんなに一生懸命教えてくれた皆に申し訳ない気持ちが入り混じりいきなり大泣きしてしまいました
翌日は最高賞の審査でしたが残念ながら優秀賞も含め4人ともダメでした。最高賞のお二人がダメだったのは僕にも責任がありますね。来年の為に本当に頑張ります。優秀賞は30名が合格、最高賞は6名の合格と狭き門です。市民ホールには綺麗な蓮が咲いていました

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